真空乾燥後にハトメに残るシミ…2

内野式洗浄の歩み。シリーズNO.179

「シミシリーズNO.3」

 

承前;真空乾燥時に外側のステンレスカゴが乾き、次にハトメ(アルミ)が乾き、最後に布が乾く順になっていた為でした。布には油がゴッテリ付着しており、その油が付着してシミになっていることを発見したのでした。

そこで考えたのは布はドライクリーニングされているようなものなので、洗浄用の布袋と工程内で使用している布袋を別々に分けて使用すれば解決できると判断しました。その結果見事に解決した経験があります。

このことからも洗浄時のシミと言うものは色々と条件が重なっている場合があり一筋縄ではないことを強く感じたものです。

難しい問題を色々解決してもお客様にとってはお金を支払っているので当然だと思う会社が多い中で洗浄の苦労を少しでも分かってもらえる会社に巡り会うと意欲が高まるものです!