会社存続のために

内野式洗浄の歩み。シリーズNO.138

 

今から15年以上前モノ作りの会社が海外へ海外へと進出していく中、それらのことから洗浄機メーカーでも海外に工場を作って進出するところが数社ありました。多くが中国でしたが私は「中国が知的財産を大切にしていない間は進出しても大きなメリットは生まれない」と判断して、中国への進出を諦めました。しかし、中国もいずれ知的財産を大切にする国になると思っており、中国特許を多く所有しています。

海外進出を止めてから重要になったのは国内に残っている企業に買ってもらえる商品を多く開発しないと企業存続は難しいということです。そのため達観して徹底的に研究開発した商品を多くそろえて生き延びさせてもらっています。多くのお客様のご贔屓のお陰様といつも感謝の気持ちでいます。

昔、弊社の洗浄機を購入して戴いたお客様で20年ぶりにメンテの相談をもらいお客様から

「会社があってよかった!」

と言って喜んでいただき大変うれしく思い、次への勇気へ繋いでいます。

続く)