中国の知的財産の扱いに関して思う事

現在、中国に於ける知的財産を守る姿勢は弱く、モノマネ天国とも言われている。
しかし、最近の万博テーマソングの盗作に関し、中国国民の反応は盗作者への厳しい非難等々は将来の中国が知的財産を大切に守る方向へ進む国になる事を示唆していると感じます。
中国が高成長している間は、ドングリの背比べでも各々の企業は収益が上がる為、各企業の知的財産による優劣差による付加価値競争は起こりにくいが、いつまでも高成長は続かない。
その結果、企業間競争は技術力の優劣による付加価値競争になって来る筈である。
そして、知的財産を大切にする国へ変化してくると考えます。
そうなれば日本の中小企業でも開発力があり、中国に特許を所有している企業にとってはいよいよ中国へ進出していく出番が来ると思います。
日本のモノ作りに関する産業の空洞化は止む事はなく、モノ作りに関する新しい技術を開発しても国内の企業での新しい需要は少なく一日も早く中国が知的財産を大切に扱う国へなって来る事を待望する限りであり、日本のモノ作りが衰退している状況では、中国のモノ作り産業の中で新しい技術開発商品の価値を高めて行き、国を越えてモノ作りの中で最も大切な品質管理で、大きなウェートを占める洗浄技術を広める事に夢を繋ぎたいと考えています。