フィールドレン乾燥の実験にて

内野式洗浄の歩み。シリーズNO.155

 

長野の太陽工業の笠原部長様が、私が開発したフィールドレン乾燥の実験に来社された時の思い出。

弊社の実験スタッフが実験を対応していました。私が社長室内で別の仕事をしていると、営業の金原さんから私の方へ緊急連絡が入りました。実験が上手くいかなくて、笠原部長様が「もう帰る」と言われているとのことで急いで私が対応に当たりました。

しかし笠原部長は私に「後5分しかない」と言われるので私自らが実験センターへ入って実験を開始しました。その時弊社の実験スタッフのミスを即発見しました。私の開発した方法の肝心なところで間違いをを犯していたのでそのことを修正しました。そして再度実験をした後、太陽工業の主任の方が洗い終わった被洗浄物を一度に新聞紙の上にひっくり返してみると見事に乾燥していました。

笠原部長はそれをみてニヤッとして「では帰ります」とのこと。それから1時間くらい経った頃、金原さんへ電話があって「今、談合坂にいるが明日見積書を持ってきてくれ」との連絡。気に入ってもらった様でした。

翌日には注文書を受領しました。