内野式洗浄の歩み。シリーズNO.128

 

 

昭和40年代に工業用の洗浄システムを開発する為に創業した私は、その当時モノ作りが盛んで、加工貿易国として生きていくという日本の国策に沿っていました。

しかし今、産業の空洞化が進みモノ作りについて国内の産業は衰退してきています。その結果、工業地帯の需要も国内では少なくなってきています。

そんな中、世界がグローバル時代を突き進むのもそろそろ終わりに近づき、AIを活用したロボット時代になってくると人件費の高さより技術の高さがコストを占める時代になり、2030年には世界でいまの仕事の49％くらいはAI活用のロボットに代わると云われています。

そのような時代になれば人件費の安いところ安いところへとモノ作り産業を広げる必要もなく、日本国内で品質の良い製品を作るほうがメリットが多い時代がくる様な気がします。

「産業の空洞化時代は終わり産業の回帰時代へと変わるのでは？」

と思っています。