困難に遭遇しながら…1

内野式洗浄の歩み。シリーズNO.129

 

エレバム精機(エレバム真空管で有名でした)で、テレビのブラウン管の部品の洗浄されていた時、洗浄不良が発生しました。その当時の使用されていた洗浄機は手動式の3槽式(温液+冷液+蒸気)でした。

エレバム精機様が洗浄不良の原因をロットごとに検査されて判明したのは、午後の4時以降のものに不良率が高いということでした。当時の遠藤部長様からそのことをお聞きし、結論として分かったのは終業時間近くになると作業者が洗浄を急ぐために人為的に速めて洗っていることが原因でした。その結果、手動槽洗うことを止めて自動機を導入することが決定し、弊社の「丸洗自動洗浄機」の導入が決定しました。(続く