人との不思議な出会い

内野式洗浄の歩み。シリーズNO.142

不思議な人との出会い

 

弊社の洗浄機を買ってくれた(当時、斉藤金属の常務だった)吉岡正二さんは水晶振動子のケースを洗うために洗浄機を導入されたのでした。

この吉岡正二さんは技術士でその後斉藤金属を退職し、東京都板橋区内で吉岡技術事務所を開業されました。ある日弊社の朝霞事務所に来社され、そこで私が

「吉岡さん商売はうまくいっていますか?」

と尋ねたところニッコリ笑われて

「実はお客様依頼の仕事をやった後、報告書を提出すると御礼と言って持って来られるのはお金でなく、カステラや羊羹ですよ。この技術士の仕事は商売になりません」

と言われるので、私から

「吉岡さん私の研究を手伝って下さい」

と頼みました。最初は1週間に2日くらいから始まりましたが、吉岡さんはとても熱心な研究者でその内1週間毎日研究に来られるようになりました。

続く)